プラセンタで心も健康になるって本当？

プラセンタは美容外科や皮膚科などで美肌や若返りのために注射や点滴などの方法で治療に使う、といった具合にプラセンタと聞くとほとんどの人が美容目的をイメージするのではないでしょうか。

ところが、プラセンタの意外な効果として、うつ状態の改善や自律神経のバランスを整えるメンタルヘルス効果があります。
特に女性でいえば産後の時期や、更年期にさしかかると急激な女性ホルモン（エストロゲン）のバランスが変わることによって、心の調子を崩しがちです。
男性でも仕事や人間関係のストレスにさらされている状況で、５０代にさしかかる頃に男性ホルモンの分泌量が低下し始めることによって更年期症状がでることがあります。

このことは中年男性のうつ病発症の増加も無関係ではないでしょう。
エストロゲンなどの性ホルモンも自律神経も、大脳の視床下部という場所でコントロールされています。
そのため、ホルモンバランスの変調は自律神経作用の乱れにつながり、うつ病や自律神経失調症の発症へとつながりやすいのです。

通常うつ病や自律神経失調症と診断されると処方される薬には体質によって合う合わないとか、抑うつ状態が余計ひどくなる、吐き気や眠気、太るというような副作用が心配されます。
また、問題になっているように抗うつ薬には依存性が強くあるものが多いのも心配な点です。
その点プラセンタを使った治療方法では肉体的精神的苦痛を伴う副作用もなく、また依存性もないことからメンタルヘルスの分野でも安心して受けることのできる治療法なのです。