プラセンタが精神安定に役立つ訳

美容や健康によいとして知られるプラセンタ。
体の細胞から若返らせることができるとして人気です。
サプリメントとして摂取したり、注射で体内に取り込むことができます。
そんなプラセンタには精神を安定させる働きがあるとも言われています。
それはなぜなのでしょうか。
毎日普通に生活していても、やる気が出ない日があったりイライラしたり、なんとなく落ち込んだりするものです。

いつもそうだったり、長い期間そんな状態が続くようではとても辛いはずです。
ストレス社会と言われる現代では、精神が不安定になる状況は日常的に潜んでいるといえるでしょう。
そんな、辛い精神状態を安定させてくれる可能性がプラセンタにはあります。
プラセンタは動物の胎盤を由来としています。
生命を育てるという特別な働きを支える、様々な成分を含んでいます。
中でも注目されるのが、成長因子です。
成長因子とは特定の細胞を増殖、成長させる物質です。
成長因子には多くの種類がありますが、ＮＧＦ（神経細胞増殖因子）は自律神経のバランスを整える効果があるとされています。
自律神経は交感神経と副交感神経とでバランスをとっています。
それが乱れると、不眠や日中にやる気が出ないなどの症状が出てだんだんと不調になります。

そういった不調が改善される可能性があるのです。
生理前や更年期の女性はエストロゲンと言う女性ホルモンが減少します。
そうすると、同時にセロトニンという物質も減少します。
セロトニンが足りなくなると精神が不安定になり、うつ病の原因にもなると言われています。
プラセンタの成分は、ホルモンバランスを整えてセロトニンの減少を抑えることができます。
こういった効果から、プラセンタは精神の安定に役立つと言われているのです。
うつ病などの精神疾患や、更年期障害の治療として使われることもあります。

心身の健康のためにプラセンタは期待できるのです。