

プラセンタの成分とは?
プラセンタは胎盤であり、胎児を成長させるという重要な役割を持っています。
このヒトプラセンタは、医療用にしか利用されません。
私たちが美容商品や健康食品として利用する商品には、豚や馬などの動物性プラセンタ、植物の胚の部分から得られる植物性、さらに魚類から得られる海洋性が利用されています。
それぞれに有用な成分が含まれていますが、プラセンタに含まれる主な成分を理解しておきましょう。
まず、プラセンタといえば成長因子です。
成長因子には肝細胞増殖因子や上皮細胞増殖因子、神経細胞成長因子などがあります。
細胞の増殖などをサポートする物質で微量でも高い効果を得られるという特徴があります。
胎盤に含まれているこの成長因子によって胎児は爆発的な成長を遂げます。
大人の細胞については細胞の新生、活性化に役立ちます。
プラセンタは20種類以上のアミノ酸が結合した形のたんぱく質によって形成されています。
このアミノ酸類は、人が生きていくために必要で重要な成分です。
通常食品からタンパク質を補給し、体内でアミノ酸として活用しています。
ただこの場合、高分子化合物となるため分子が大きくなかなか吸収されないという事もあります。
胎盤のアミノ酸は化合物ではなく、単体で存在しているため、体内への吸収率も非常に高くそのため、効果がほかの成分よりもスピーディであるといわれています。
ロイシンやアルギニンなどの必須アミノ酸(体内で合成できないため、食品などから取りこむ必要があるアミノ酸)も含まれています。
この他に細胞膜やホルモンの元となる脂質や脂肪酸も含まれています。
脂質は角膜などの細胞を作るための原料となるものです。
また吸収しにくいビタミン類の吸収サポート成分ともなりますので、ビタミンAやビタミンEなどの吸収サポート成分ともなります。
また体のエネルギー源となる糖質、生理機能調節作用のあるビタミン類、血液など代謝の調整作用があるミネラル、遺伝子修復の働きがある核酸、血液の元、エネルギーの元、心臓などの大切な臓器を動かす元となる酵素もプラセンタに含まれています。