プラセンタで更年期障害を予防・改善

プラセンタは50年以上も前から、更年期障害に対する治療として利用されてきました。
プラセンタの健康食品等が手軽に買えるようになったのは近年ですが、医療分野では様々な治療に活かされてきた歴史があります。
様々な症状が起こる更年期障害の予防についても、プラセンタが役立ちます。
なぜ胎盤エキスが更年期障害に役立つのか、というと、胎盤に豊富に含まれている成長因子の働きによるものです。
成長因子は代謝などのコントロールを行います。
特に自立神経やホルモンバランスの調整は、更年期障害の症状の改善に大きく役立つものです。

更年期障害というのは、女性の閉経前後に起ります。
年齢を重ね閉経近くになってくると極端に女性ホルモンの分泌が減少し、体内の女性ホルモン量が激減します。
妊娠時には女性ホルモンの量が大きく変化しそのことによって体に不調を感じることもありますが、それ以上に大きなホルモン量変化が起こるため、人によっては入院治療が必要なほど、強い症状が襲うのです。

火照り・めまい・頭痛・イライラ・ひどい疲労感、さらにうつ状態に陥る方もいますし、腰痛や肩こりがひどくなったという方もいます。
気になるな、という程度の症状であればいいのですが、めまいで立っていられない、我慢できないほどの頭痛、虚脱感などがあり、日常生活に支障が出るような場合、治療が必要になります。
この治療に効果を発揮しているのが、プラセンタです。
プラセンタのホルモンバランス調整の働きが女性ホルモンのコントロールを行い、自律神経を安定させます。
ホルモンのバランスがある程度コントロールできれば、更年期障害の辛い症状が改善されます。

すでに重い症状が起きている場合には、婦人科や内科などのクリニックを受診し、即効性・持続性共に高いプラセンタ注射を受け、予防的措置で利用したいという場合、市販されているプラセンタサプリ等を利用されるといいでしょう。
プラセンタサプリの場合、利用し始めてから効果が出てくるまで個人差があり、2ヶ月から3ヶ月程度かかるという方もいますので、閉経近い、また少し症状が出てきているという時から飲み始めると効果的でしょう。
気になるプラセンタの副作用についても参考にご覧ください。